投稿

9月, 2021の投稿を表示しています

004「水サワーみたいな恋をして」

「WATER SOUR」を飲んでみた ナオ:最近コンビニに行くとたいてい、サッポロの「WATER SOUR」っていうのが売られていますよね。8月24日に発売されたらしく、レモンとオレンジの2種類あって。 パリ:ありますね。 ナオ:あれ初めて飲んだ時、あまりにただの炭酸水みたいで驚きました。 パリ:それを聞いて僕も飲んでみましたよ。 ナオ:どうでしたか? パリ:正直、いくら神経を集中してもアルコールが入っているかどうかの確証が持てなかった。 ナオ:ははは。疑いの目で見てる。度数が3%ですごく軽い飲み口なんですよね。 パリ:「芸能人格付けチェック」みたいな番組、あるじゃないですか。 ナオ:なにかふたつのものが出てきて、より価値のあるほうを選べたら一流、みたいなやつですよね。 パリ:そうそう。あれで炭酸水とWATER SOUR並べて出されたら、どっちがお酒か当てられなさそう。 ナオ:かもしれない。こんなに好きで飲んできたのに、お酒の味が分かってないっていう。 パリ:「どっちがお酒でしょう?」がね。 ナオ:っていうかだって、「ちょっとお酒を控えようかな」と思ったとき、私たちはノンアルコール飲料を飲んだりしてるわけじゃないですか。 パリ:はい。 ナオ:あれは自分を騙してるっていうか。「これはお酒だ! うまいうまい!」って思いながら飲んでる。お酒を見抜けないからこそ騙せるっていうか、そっちもありますもんね。 パリ: 確かに。そして、ノンアルビールとかは自分のなかに需要あるんですよ。でもこっち、いわゆる微アル系の需要がぶっちゃけ、ない。あくまで自分にはですが。 ナオ:うんうん。つまり、お酒を飲んでいい状況でわざわざあまり酒感のないものを飲む必要がないっていう。 パリ:そう。もしお中元にこれがたくさん送られてきたら、焼酎を足して飲みますね。 ナオ:ははは。パリッコさんは絶対そうだろうと思った。それにしても「ウォーターサワー」ってすごい言葉じゃないですか? パリ:なんか言ってそうでなにも言ってないような。「レモンサワー」や「梅サワー」に当てはめると「水サワー」ですよ。まるで清流のような。 ナオ:水サワー、全身に浴びたいですもんね。夏は汗かいて家に帰ってくるなり、まず水サワーを浴びて、そのあと、縁側でスイカ食べたい。 パリ:「水サワーキャンプ場」に2泊くらいしたい。 ナオ:夏休みの思い...

003「はじめの一杯」

ボクシングと酒は似てる? パリ:ナオさん、『はじめの一歩』って漫画、読んだことあります? ナオ:あったかな? いや、ないです。ボクシングの漫画だというのはわかるし、絵柄も思い浮かぶのですが。 パリ:そう、有名なボクシング漫画。なんか、アプリで「〇〇巻まで無料で読めます!」みたいのあるじゃないですか。違法なものじゃなく。 ナオ:ありますよね、「この先も読みたければ有料になりますよ」というような。 パリ:それで最近、何気なく読みはじめたんですよ。もう30年以上連載してるらしくて、まだ序盤も序盤なんですが、あまりにおもしろくて夢中になっちゃって。やっぱ名作はすごい。 ナオ:あれ、ひょっとして連載はまだ続いているんですか? パリ:はい。単行本、今130巻以上になってるらしいです。 ナオ:えー! それはすごい。どういう時間軸で進んでいくんだろう。最新刊では主人公の孫が活躍しているとか? パリ:ははは。や、詳しくはしらないけど、普通に作中の流れがめちゃくちゃ遅いっぽいですね。 ナオ:じゃあずっと主人公が戦い続けてるんですかね。 パリ:きっと。で、読んでて気づいたことがあるんです。それは、ボクシングと酒って似てるぞという。 ナオ:ほほう。なるほどね……いや、似てますかね? パリ:まぁ聞いてください。まず、酒ってほら、ダウンあるじゃないですか? 記憶無くしたり、寝落ちしたり。 ナオ:はは。ダウンしますね。すぐにします。というか勝てた経験がないですよ。 パリ:主人公の一歩くん、もともといじめられっ子なんだけど、家の手伝いなんかで知らず知らずに鍛えられていた隠れた才能があり、パンチにものすごいパワーがあるんですよね。僕もボクシングを詳しくないので新鮮だったんですけど、たとえば一歩くんのアッパーカット、きれいに入ったらほとんど誰もが一発でダウンしちゃうような威力なんです。それで試合が決まっちゃう。そういう世界らしくて。 ナオ:一発がありえると。 パリ:はい。それ読んでたら、なんか既視感あるなっていうか、「あ、これ、昔江古田の『あぶさん』のめちゃくちゃナカミの濃いホッピーセットでダウンさせられたあの感じだ!」って。 ナオ:ははは。つまりなに、パリッコさんはその一歩くんにパンチをくらってダウンするという、そっち目線なんですね。 パリ:そうです。つまり一歩が店。一歩は、利き腕じゃない左のジャブ...